海上自衛隊 DDH-183 いずも F-35B 離着艦検証完了

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出典:海上自衛隊ホームページ

お疲れ様です。
嫁が生み出した謎の生物、親子丼うまみです。

本日は記念すべきニュースが飛び込んで来ましたね!

戦後初、自衛隊艦船への固定翼機着艦

うまみは嫁によく軍事オタク扱いされますが、本件について感慨を覚えるのはうまみだけでは無いでしょう。恐らく多くの方にとって、この時が悲願だったのではないでしょうか?

去る10月3日、四国沖にて海上自衛隊のDDH-183 “いずも” に、アメリカ軍 岩国基地所属の242飛行隊(VMFA-242)F-35B 2機を利用した日米合同の離着艦検証試験が行われました

この日の為に、米軍機でありながら尾翼に”いずも”のマークが塗装されていますね!

戦後初めて自衛隊艦船への固定翼機による離着陸が行われた事になります。一時欧米諸国より畏怖された零式艦上戦闘機を開発した国として、ここまで76年かかりましたね。


対外的にはアメリカ軍のインド太平洋戦略において、日本の航空母艦も有事には戦力として使用しますよ。と言ってるのと同義であり、諸外国への抑止力になるでしょう。また、これは自衛隊にとっても海上における航空戦力運用能力獲得及び将来の空母機動艦隊編成への第一歩を踏み出したという事では無いでしょうか?


うまみは、今回試験を実施した護衛艦”いずも”の姉妹艦である護衛艦”かが”が、大阪港天保山岸壁に寄港して一般公開された際に見学させて頂き、その巨大さと全通甲板に圧倒されました。

アイランドやエレベーターまで最初から固定翼機運用を前提とした艦体設計がされていたのでは?と感じる所が多々ありましたが、今回運用検証の第一弾が無事終了した事で国内向けの”ヘリコプター搭載護衛艦”という区分から、帝国海軍以来の”航空母艦”へと変更になるのでしょうか。

航空自衛隊のF-35導入について

うまみは飛行機大好きマンなので、F-35B型の開発初期である垂直離着陸用リフトファンカバーが猫耳状態で開閉し、ネコミミモードとバカにされてた時代から応援していました。

開発初期のX-35

F-35は、A型、B型、C型に分類されており、それぞれ空軍向けや海兵隊向け、海軍向け等の要求仕様の差から見た目は近いですが機体設計の細部異なっており、今回狭い船の甲板に着陸したのは垂直離着陸が可能なB型となります。

詳しくはwikipediaさんが事細かに説明してくれますので、盛大に割愛しますが。

航空自衛隊は、F-35Aを105機、F-35Bを42機購入しています。(約1兆2,000億円程度)
F-35Aは、F-4EJ / 旧式のF-15J/DJの後継機ですので、純粋に航空自衛隊の各航空基地で運用されていくでしょう。直近ですと青森県の三沢基地ですね。見に行きたい!

F-35Bは、まずパイロットの教育へ導入されると思いますが、最終的にはDDH-184 “かが”にも搭載されるでしょう。是非見に行きたいですね・・・。

ちなみに導入されるF-35Aの5号機以降は、愛知県にある三菱重工さんの工場で最終組立/飛行試験が行われています。戦後失われた艦上戦闘機の開発に引き継げる技術を獲得して欲しいですね。

是非、実物を見に行こう!

うまみ含めて、ほとんどの方が形は色々ありますが、日本国へ税金を納めていると思います。

その税金が今回の護衛艦や航空機の製造、購入に充てられているので、自衛隊は国民に対して軍事機密以外の部分に関して積極的に一般公開及び広報活動を行っています。

全長250m近い全通甲板を持った船に乗ったり、戦闘機が音速近くで飛ぶ様子を間近で見る事は大変貴重な経験となりますので、各海上自衛隊基地、航空自衛隊基地で開催される一般公開、航空祭に参加してみて下さいね。

補足ですが、今回の検証用F-35Bを派遣したアメリカ軍 岩国基地もゴールデンウィークに一般公開を行っています。(今はコロナ禍で自粛されています)
うまみは、岩国基地で食べた巨大本場ピザ(1,000円/枚)が美味しすぎて忘れられません
パイロットが自分の展示飛行までの待ち時間を戦闘機の下の影でお昼寝していたり、日本と違う文化も感じる事が出来ますよ!

親子丼うまみ

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