【失敗談】ハワイ島のマウナ・ケア山にて、レンタカーで事故ったお話

海外旅行

お疲れ様です。親子丼うまみです。
本日は、人生で初めて海外で事故った時の失敗談を自戒の念も込めて記しておきます。

<こんな人にオススメの記事>
■残念ながらハワイ島で事故を起こした方
■これからハワイ島でレンタカーを借りようとしている方
■ハワイ島で事故を起こした時の体験談を知りたい方

人生初、ハワイ島で事故ったお話

2022年11月初旬、うまみ夫婦はハワイ島のコナでレンタカーを借り、慣れない右車線通行にビビりながら島の反対側にあるヒロを観光していました。

色々と観光地を回ってると帰りが遅くなってしまった事と、ハワイ島は溶岩が広がっており地面が黒く、光を吸収する事で星空が大変綺麗に見えると評判の為、ヒロからコナに戻る道中にマウナケア山のアクセスロード手前くらいで天体観測をしようと企てました。

夜道のマウナケア山をレンタカーで登り、アクセスロード手前に差し掛かった所で事件は起こりました。

親子丼うまみ
親子丼うまみ

ん? え、ぎゃー!!! ドーン!!!!!

黒い物体の突然の飛び出しに急ブレーキと自動ブレーキも間に合わず、衝突しました。
うまみ、なんとか冷静になりガタガタ揺れる車を路肩に駐車。
黒い物体が道路上に残っていないか。破損物が落下していない確認。

衝突の瞬間に見えたシルエットは黒い豚でした。

黒い豚の飛び出しに遭い、レンタカーの左前面フェンダーが大破。歪んだフェンダーがタイヤと地面に接触しており、自走して40マイル以上走行するのは不可能と判断しました・・・。

時間は夜中の21:30、標高2000mオーバーでハワイといえども極寒です。

幸い怪我もなく、エンジンが無事だったので、暖房を間欠で使えば一晩は凌げるかな・・・等を考えながら、周辺をGoogleMapで確認。

州立公園が2マイル先にあったので、破損部分の写真を撮り、地面に接地しているフェンダーをカルディの袋で縛り上げて応急処置を行い、超低速でマウナ・ケア州立公園まで事故車を動かしました。

取り急ぎ、レンタカーを借りたオフィスに連絡するも営業時間は終了しており通じず。
このままマウナ・ケア州立公園で一夜を明かす事になりそうだ。と覚悟しました。

そこに偶然通りかかった「Security」の文字が入った車が州立公園の駐車場に入ってきたので、大変申し訳ないですが助けを求めました。

話を聞いてくれたTさんは、「君達が最初じゃないよ!」と、優しく対応して下さり、不安にならない様に世間話をしながらテキパキと処置を進めてくれたので、我々はこのヒーローに救われる事となりました。

ハワイ島にてレンタカーで事故った時の対処法

野生動物の飛び出しでフロントフェンダーが大破

この記事を見てるあなたが事故に巻き込まれていないことを切に願いますが・・・。万一、事故を起こしてしまった場合は下記のステップを参考にしてもらいたいです。

助けを求める。

最初から助けてもらう前提で動くのは良くない。という日本人的な考えを持っていましたが、やはり異国の地で事故を起こした場合、その土地の人に助けを乞うのは大変重要と気付かされました。

その理由は、まず信用度が違うと感じました。

残念ながら、どこの国でも例えば事故を偽装して保険金や追加で車両を借りるなど、悪質な方法で利得を得ようとする輩もいます。

電話主が誰か聞かれた時に、「XX警備の・・・ですが、日本人2人が山頂で事故ってます。」と伝わると、相手方は直ぐに事故が起こったと信用してくれました。

次に語彙力です。うまみ夫婦の英語スキルがポンコツなのは周知の事実でしたが、電話となると更に難易度が跳ね上がります。

事故発生が夜間だったのでレンタカーオフィスは営業終了しており、米国本土にある24時間対応のカスタマーセンターが電話だけでハワイ島の状況と対応を把握、処置する必要があり、加えて今回事故を起こしたポイントが管轄地域(ヒロのオフィス、コナのオフィス)の中間地点だった事から、警察はコナ側、事故車と代車はヒロ側と、複雑な対応が必要となりました。

もし怪我人がいる事故の場合は、尚更義務だと思って助けを求めて下さい。周りに誰もいない場合は、救急と警察を全力で呼んで下さい。

米国で電話を掛ける際は、
 ①「010」(国際電話識別番号)を押す
 ②「1」(アメリカの国番号)を押す
 ③相手の電話番号を押す

以上の手順で掛ける事が出来ます。

実際、うまみも日本で海外の方がレンタカーで事故っている所を助けた事がありますが、日本のルールを知っている分、対応がスムーズに出来るので警察もレンタカー屋、保険屋も助かると思いました。

警察を呼ぶ。

これは日本でも同様ですが、米国ですと保険の申請等に事故を起こした証明である「ポリスレポート」を発行してもらう必要があります。

うまみ達も標高2000mオーバーの場所まで警察に来てもらいましたが、到着した警察官は「俺も何か轢いたかも・・・」と、警察車両の下を見て回っていました。

国際免許とパスポート、車検証(レンタカーのダッシュボード等に常備)を提示し、事故の状況を説明して、ポリスレポートの番号を頂きました。念の為、写真を撮っておきましょう。

うまみ達が受領したReport No

レンタカーオフィスに連絡、事故車を移動

営業時間内であれば、状況を説明してどのような対応をすれば良いか確認しましょう。

軽微な事故の場合は基本的に代車を用意してくれるので、指示されたレンタカーショップに向かう事になります。

また、この際に事故車をレッカー移動する必要があるので、レンタカーショップでやってくれるのか、こちらでレッカーを手配する必要があるのか確認しましょう。

自分でやる必要がある場合は、レンタカーに24時間ロードサービスの電話番号が記載された紙が車検証と共に入っているので、こちらでレッカー車を手配します。

更にいうと自分達の身もどうすべきか聞いておきましょう。うまみ達はUBERで下山しました。
やはり、この時に日本語対応可能なレンタカーショップを選択していると救われると思います。

うまみ達は特に考えずに予約したので、英語対応のみのレンタカーオフィスで、警備の方に大変助けられました・・・。

レンタカーオフィスでアクシデントレポートを提出

うまみ達が当時メモした時系列

最後にレンタカーショップで保険申請の為のアクシデントレポート記述します

ここで役に立ったのが、事故発生から今までの出来事と調整結果を時系列にまとめて、メモAppに翻訳Appを使いながら写真添付して纏めていました。

カウンターのお姉さんに読んでもらうだけで状況を理解して頂き、「保険の範囲で追加料金はかからないよ。安心して。気にせず残りの旅を楽しんで!」と言って下さいました。

その後すぐにアクシデントレポートを作成→提出。
念の為、提出した資料のコピーを頂き、元々返却日だったのでそのまま退店しました。

残りの期間がある場合は、ここで台車を手配してもらえるそうです。

こうして、うまみ視点で事故は収束しました。

海外でレンタカーを借りる時の反省点

今回、ハワイ島で事故に遭って痛感した反省点を記しておきます。

◆レンタカーオフィスの営業時間外は、出来る限り外出しない様にすべきだった。

◆緊急時に日本語対応可能なレンタカーショップを選ぶべきだった。

◆夜闇や荒天時等は移動を控えるべきだった。
 (当時は夜間かつ標高的にちょうど雲の中で雨が降っており視界が悪かった)

以上、親子丼うまみの失敗談でした。役に立たない事を祈ります。

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