お疲れ様です。親子丼うまみです。
本日は、うまみが尾道ラーメン喫食旅行の際に宿泊した猫の見える古民家宿「鞆猫庵」についてレポートしてきたいと思います。
結論から申し上げますと、是非リピートしたい古民家宿でした!
鞆猫庵について
鞆猫庵と書いて「ともにゃーあん」と読みます。
「猫」を「にゃー」と読むところがポイントですね!笑
一棟貸し切りの古民家をリノベーションした宿となっており、小高い丘の上に立つ宿は、映画「崖の上のポニョ」の舞台モデルとなった鞆の浦を一望できます。
立地紹介
大通りから奥まった所にある宿ですので、直接宿への自動車横付けは出来ません。
宿主さんに問い合わせて大通りの指定駐車場に駐車させて頂き、徒歩で30秒ほど小道を入ると立派な石階段が見えてきます。
石階段の途中に古民家宿があり、玄関口横のベンチには野良猫さんがくつろいでいました。
室内紹介
昭和初期に建築された古民家をリノベーションしている為、所々に隙間風は感じますが 特に宿泊にあたって影響はありませんでした。
夏場以外の夜は冷え込むので、空調機を稼働させた状態で寝るのが無難かもしれません。
ベットルームは、セミダブルベッドが2つ配置されており 添い寝可能なお子様までなら2人以上でも宿泊出来ると思います。
予約自体は素泊まりプラン中心となっており、食事を付けた場合は別の旅館にて喫食出来ます。
キッチンに一通りの調理器具も整っているので、夜は食材を持ち込んで調理するのも一興ですね。
お手洗いや洗面所はリノベーションで綺麗です。基本的なアメニティは揃っていました。
浴槽は無く近場の旅館で入浴することが出来る為、予め旅程の時間に組み込んでおくと良いでしょう。
到着時間が遅くなる場合は近場の旅館が閉まってしまう為、シャワールームのみとなります。
宮崎駿監督の机と椅子
3畳の広さの書斎には、海側からの日光に照らされた小さな机と椅子が置いてありました。
ジブリ作品でお馴染みの宮崎駿監督が「崖の上のポニョ」制作の為、ここ(鞆の浦)に滞在した際に使っていた机と椅子だそうです。
宮崎駿監督が生み出された作品は、細部に強い拘りを持って作り込まれている事が伝わって来ます。
創作活動を行う際、自身を世界観に近い環境に置いて作品を作り込む姿勢は 尊敬の念を抱きます。
必要なのは、理念を語ることではなくて実際になにかをやることです。
宮崎駿監督の言葉より
若輩者ながら「行動で示す」を意識して、生きていきたいですね。
併設される保護猫シェルター
キッチンの窓からは、ご近所の方の有志で併設される保護猫シェルターが設置されており、窓から日がな一日を過ごす猫たちが視界に入ります。
色々な病気や性格の猫達が区画毎に隔離処置が出来るように作られており、里親も募集しておりました。
鞆の浦の潮風に当たりながらお昼寝する猫達を見て、雑多な日常生活にストレスを受ける自分を見つめ直す気持ちが生まれます。
石階段に猫のいる風景
一歩宿を出ると、目前の石階段でくつろぐ地域猫の皆さんがもてなしてくれます。
ここの野良猫は ボランティアの尽力により、人懐っこい性格の猫が多く感じました。
野良猫に対して賛否両論はあると思いますが、個人的な思想としては「手の届く範囲で救える命は救うべきである。」という思いです。
宿泊費の一部は保護猫活動に活用されているそうで、微力ながら貢献出来れば。と思いました。
まとめ
地域の猫と共存する素晴らしい古民家宿です。
市街地から離れた小さな漁港、自然の音や匂い、鮮やかさを感じながら日々の疲れを癒せる場所です。
尾道市美術館などがある尾道駅前から車で40分程の距離となっていますが、もう一度泊まりたいと思える場所でした。
以上、親子丼うまみでしたっ。
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