お疲れ様です。
嫁が生み出した謎の生物、親子丼うまみです。
うまみが復配まで積立を行っている東京電力HD株についてですが、2022年2月からの急激な上昇を受けて一旦停止としました。暫くはキャッシュ比率を上げながら、株価の動向を注視したいと思います。
積立投資を一時中断した理由は下記の通りです。
■機関投資家の平均取得価格を意識
■株価(企業価値)の上昇理由が不明
詳細を簡単ですが下記に記載していきます。
機関投資家の平均取得価格について
まずは、うまみが最も気にしているのは、大口投資家の平均取得価格です。
私達個人投資家の投資額というのは、数千万円投資した所で全体に占める割合では誤差の範疇です。
よって、株式価格というのは、数千億円を投ずる大口投資家の動向に左右されると考えています。
東京電力HDに関しては、GPIFの2020年度末(2021年3月)時点の取得価格である369円を一定の基準と考え、さらに2021年度中は350円を大幅に下回る期間が長かった為、その取得価格は更に下がっていると推測しています。
GPIFの取得価格については、こちらの記事↓
上記より、うまみとしては株価320円程度を狙い基準として、それ以下なら買い続けるという戦略を取って来ました。
本ブログ執筆以前から長期にわたって買い続けて来た事により、平均取得価格は300円以下で保有出来ています。
現状でも充分に割安であると考えていますが、元来の戦略から逸脱する事と、平均取得価格が上がってしまうという個人的な見かけ上の雑念により一旦積立投資を停止する判断を行いました。
株価(企業価値)の上昇理由が不明瞭
こちらの理由も、少し気掛かりな所です。
今回の株価上昇について、基本的に情報は後から理屈を付けて出てくるものですが、周辺環境や状況に変化は無いと理解しています。
どちらかというと原油高やウクライナ情勢などのエネルギー株固有ネガティブ要素に加えて、全世界的な株安警戒など市場背景も芳しくない認識です。
以前、懸念事項を記事にしましたが、ALPS処理水以外の懸念事項は継続懸念として解決していません。
(ALPS処理水の海洋放出については、淡々と放出に向けて動いていますね)
懸念事項については、こちらの記事↓
昨月の東京電力HDは第三四半期決算についても、赤字拡大と宣言したに過ぎず、状況は特に好転していません。にもかかわらず株価が上昇している事になります。
無論、東京電力HDが1兆円以下という企業価値では無いとは考えていますが、何らかの情報が存在し、”買われている”又は”売り建てが買い戻されている”、”信用建てが現引きされている”と考えるのが自然では無いでしょうか。
株価の動きはポジティブ要素と考えられますが、実体が分からない以上、無理に買い増す事はせずに静観する予定です。
最後に
今回の判断に背景情報は無く、うまみの個人的見解による勝手な判断です。
何の根拠もありませんが、うまみはまた大きく下がる時も来ると考えていますので、“休むも相場”の格言に則り、暫く本業へ集中しようと思います。
以上、親子丼うまみでした!
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